シャンパンの街「ランス」に因んだシャンパンの銘柄

シャンパンの街「ランス」に因んだシャンパンの銘柄

 

シャンパンの本場「ランス」

パリから電車で45分程の位置にあるシャンパーニュの首都「ランス」。シャンパンの本場でありフランス国王の戴冠式が行われていたユネスコ世界遺産「ノートルダム寺院」や、戴冠式の際の宿泊に使われていた「トー宮殿」などの歴史的建築物が数多く見られる芸術的な街です。

この街には伝統を誇る世界的シャンパンメーカーが集まっており、日本でもメジャーな「ヴーヴ・クリコ」、「ポメリー」など数社でメゾンの見学ができます。

メーカーによってプログラムは異なりますが、シャンパンの原料の収穫から製法、ボトリングなどの説明を聴き、セラーの訪問後、シャンパンの試飲を楽しみ、シャンパーニュ平野にある広大な葡萄園を眺めるなど、非日常なシャンパンの世界が体験可能で現地のオプショナルツアーで参加が可能です。

ランスにあるシャンパンのブティック「Tresors」ではシャンパン職人が選りすぐった170種以上のシャンパンを提供しています。テイスティングにも最適な場所で、購入した銘柄については生産の起源や歴史などをもっと知りたくなるような、シャンパン愛好家にとってはとても魅力的なロケーションです。

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世界中で知られているランス発祥の銘柄

今回はランス発祥のシャンパンの中から特徴的な銘柄をピックアップしてみましょう。

黄色いラベルで有名な「ヴーヴ・クリコ」は創業200年以上の歴史があり、現在はモエヘネシー・ルイヴィトングループに属している老舗メゾンです。その昔、若くして未亡人となったマダム・クリコがシャンパンの葡萄園を引き継ぎその後、紆余曲折を経てブランドを拡大しフランスを代表する世界的なメゾンへと成長。手頃な価格で高級銘柄が楽しめる人気のシャンパンです。

次に「ポメリー」は1836年に創業し、マダム・ポメリーにより世界ではじめてブリュットと呼ばれる辛口のシャンパンが開発されたことで有名な銘柄です。ランスの中心にあるカーヴ(貯蔵室)は地下30メートルにもおよび、世界遺産に登録され観光名所となっています。

そして「テタンジェ」は1734年に設立されたメゾンで、世界中の一流ホテルやレストランで必ず目にする銘柄です。本拠地はランスにあるサンニケーズの丘にあり、歴史あるアールデコ様式のセラーの見学に毎年多くの人々が訪れます。原料の白葡萄の品種であるシャルドネの広大な畑を持っており、香り高い最高級のシャンパンが味わえます。

「ヴーヴ・クリコ」

「ポメリー」

「テタンジェ」

「テタンジェのセラー見学」動画

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シャンパンの楽しみ方

シャンパンを楽しむひとつの例として、シャンパン用のフルートグラスではなく白ワイングラスに注いでみると、グラスの口が広い分アロマの香りが広がってシャンパンの複雑さを味わうことが出来ます。定番のフルートグラスはシャンパンの泡の流れを綺麗に見せてくれるが香りは制御されます。香りとビジュアル、今日の気分で選んでみましょう。

一般的にシャンパンは食前酒として楽しむというイメージがあるが特に決まっている訳ではありません。食事中もシャンパンを楽しみましょう。シャンパンは肉や魚、グリルした野菜、リゾットなどの食品と美しく調和し、今までに味わったことのない新しい味を引き出してくれます。

そしてシャンパンは決して特別な日だけのものではなく、ボトルを空けることによって特別な時間を演出し、自身をアップデートできる逸品です。冷蔵庫にとっておきのシャンパンがある場合はいつでもチャンスなのです。Celebrate life every day!

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