サングリアで楽しむスペインの本格派「リオハ・ワイン」

サングリアで楽しむスペインの本格派「リオハ・ワイン」

 

本格派サングリアのルーツ

スペインでは日常的に親しまれている、夏のフレーバードリンク「サングリア」。赤ワインをベースに色とりどりのフルーツが浮かび、見た目の華やかさと甘いさわやかな飲み口で、暑い季節を楽しく過ごさせてくれる魅力的な飲み物です。

サングリアのルーツはヨーロッパにて昔から人気のあった伝統的な赤ワインパンチをベースにつくられたことからはじまりました。元々使われていたパンチのベースはボルドー産赤ワインの「クラレット」。これはイギリスで軽めの赤ワインを指す名称です。

このクラレットは主にカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルローのブレンドから作られているワインで、このクラレットをベースに香り付けでブランデーとフルーツが追加されサングリアの元となるレシピが生まれました。

1700年から1800年代にかけてヨーロッパではあらゆる規模のパーティーにてこのクラレットベースのパンチが出されたことが記録されています。当時の著名なイギリスの小説家、ジェーン・オースティンの小説の中のヒロインの飲み物としても出ています。

 

 

当時のヨーロッパではワインは水より日常的な飲み物でした。その頃の真水はほとんど飲める状態でなく、菌が含まれるアルコールの方が安全だったことがひとつの理由です。

ほとんどの世帯は地元の果実や果物からワインをつくっていました。そのワインに香辛料や果物、その他のアイテムを追加して違う風味を与えることで、「ライフスタイルを活気付ける」ことはとても自然なことでした。

現在はスペインを拠点に世界中のパーティードリンクとして定番でレシピも数多く出ています。赤ワイン、フルーツジュース、ソーダ水、新鮮な果物、時にはブランデーから作られています。

 

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本格的なスペイン風味にするなら「リオハ・ワイン」

手作りの場合はリオハ・ワインを使用すれば本格的なスペイン風味になります。リオハはスペインでは最上ランクの格付けがあるワインの生産地です。

リオハ・ワインのベースとなるのはほとんどがテンプラニーリョ種で現在は約8割を占めています。テンプラニーリョはスペインの大半の黒ぶどうより早く熟すことから、スペイン語のテンプラーノ(早熟)にちなんで呼ばれています。はるか昔の古代からイベリア半島で主に栽培されており、カシスやいちごのような香り高いフルーティさが特徴的です。

サングリアはできるだけリオハのような良質な赤ワインを使用し、可能であれば一晩冷やすことによりフルーツのフレーバーが良い感じに溶けます。

サングリアとして既にミックスされているものも美味しいですが、あなたの好きなワインや果物が試せるのもサングリアの魅力です。

 

「サングリア・レシピ」動画

 

 

「本場のリオハ・赤ワイン」取扱ショップ

 

 

 

 

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