首に巻くだけで決まるスコットランドの上質マフラー
新しい年が明け、お財布などの小物をリニューアルするのは定番ですが、このタイミングで身につけるアイテムを一新するのも良いでしょう。今回は、首に巻くだけで決まる上質なストールマフラーをピックアップします。
ワンランク上の防寒アイテムを身につけることで、今年一年のエネルギーをアップしましょう。
ドレイクス【DRAKE’S】
ドレイクスはイギリスのイーストロンドンにてミハエル・ドレイクス氏により「リラックスした優雅さ」の哲学を基に1977年に設立されたメンズアパレルブランドです。元々はスカーフやショール専門のメーカーで独特の色彩とパターン、古典的で高いクオリティーに注目しましょう。
ストールはウールとアンゴラ混紡素材ですが、カシミヤに匹敵する肌触りの良さは折り紙付き。
現在はクリエイティブディレクターのミッシェル・ヒルによりリラックスした優雅さのイメージを完全に具現化しています。イタリアやスコットランド、イギリスのサマーセット州に工場を置き、絶妙なアイテムを送り出しています。
「ドレイクス」動画
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ベグ【Begg & Co 】
スコットランド製の「ペグ」のカシミヤマフラーはモンゴルとその周辺の上質なカシミヤでつくられます。柔らかさと深みのある艶感がカシミヤストールの王道といった感じです。首に巻くだけで深みのある立体感を演出し、いつものコーディネートをワンランク上に見せてくれるような存在感があります。
さまざまな地域のカシミヤの糸タイプをセレクトして組み合わせ、原料の繊維の細さが15~16.5ミクロンのより細いものを使用することにより空気を含ませているのでより暖かく、そして非常に柔らかいのです。加えて非常に軽くて耐久性があります。
創業から150年以上の経験を持つ「Begg & Co」は、スコットランドの第二の都市、ペイズリーに1866年に設立しました。創業者はアレックス・ベグで創業時は信頼できる地元の職人達で当時最先端だった美しいウールのショールを生産し、現在まで熟練した職人チームにより品質をキープしています。
ちなみにペイズリー市は、19世紀のビクトリア時代にペイズリーのショールがこの地で大量につくられたことから、ペイズリー柄という名前の発祥地でもあります。当時のペグ社が作成したペイズリー柄のショールはとても希少なもので、そのうちの1枚はスコットランド・ペイズリー市にある「ペイズリーミュージアム」に展示されています。
スコットランドの壮大な自然を連想させる上質なストールマフラー。デザイナー達は映画に出てくるような豊かで美しい空や湖、山々がある環境でインスピレーションや想像力を研ぎ澄ませています。
「ペグ」カシミヤマフラー取扱店をチェック
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イタリアの一流生地メーカーのカシミヤストール
コロンボ【COLOMBO】
コロンボはイタリアのファブリックメーカーでカシミヤなどの高貴な生地を生産している世界的なブランドです。生地メーカーならではのしっかりした素材感と上質な肌触りが特徴的。
ストールのカシミヤ素材はヒマラヤの最もアクセスしにくい地域で7,500年以上にわたり現地アジアの人々に育てられてきた、ヒルカスというカシミヤヤギの羊毛からつくられています。
カシミヤ羊毛は毎年6月にコーミングによって集められますが、各動物からは直径約15ミクロンの繊維が年間数百ミリグラムしかとれないほど希少な繊維を採用しています。
創業者のルイージ(Luigi)は、非常にカリスマ的な芸術家、探検家であり、はじめから非常にニッチな高級素材に注目していました。正式名は「Lanificio Luigi Colombo」で高度な技術と伝統的な職人技を何世代にもわたって受け継いでいます。
製造プロセスは、イタリアのピエモンテ州のボルゴセージア、ゲンメにある歴史的な工場でおこなわれています。各製品は最高レベルの品質を保つために、コロンボファミリーの綿密な監督の基に送り出されるクオリティーの高い逸品です。
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